2023.01.21(Sat)/22(Sun)

vol.006

GR Garage midress豊田

感謝祭

2023年1月21日(土)22日(日)@midress豊田

お客様へ日頃の感謝を込めて、イベント盛りだくさんの感謝祭を開催!
今年、GR Garage midress豊田はリニューアルオープン5周年。お客様へ日頃の感謝の気持ちを込め、2023年1月21日(土)・22日(日)の2日間にわたり「感謝祭」を開催。プロドライバー・織戸学選手を迎えたレーシングシミュレーターレッスンや、e-スポーツ「グランツーリスモSPORT」体験、タイヤ着脱体験、ギヤの仕組みを学ぶワークショップなど、さまざまなイベントを実施。さらに、「第2回ネッツトヨタ中部ミニ四駆チャンピオン大会」では予選を勝ち抜いた猛者たちによる熱戦が展開。協賛メーカーによる特売ブースや、屋外にはキッチンカーも登場し、子どもから大人まで笑顔があふれる2日間をご紹介します。

プロドライバーのアドバイスでスキルアップ!

レーシングドライバーの織戸学選手をゲストに迎えた「レーシングシミュレーター無料レッスン」。織戸選手が監修を務めるドライビングシミュレーター「MAX ORIDO RACING SIMULATOR」を操作し、本人から直接アドバイスを受けられる個人レッスンに24名が参加しました。
コーナー旋回や加速、制動といった動きに合わせてG(重力加速度)が再現されているシミュレーター。さらにステアリングを切った際にはタイヤの動きも感じられるため、ドライバーはより実車に近い運転を体感できます。織戸選手は参加者が運転する様子を見ながら、「ブレーキいらないよ」「ハンドルはもっとゆっくり」など、ブレーキコントロールや視線の行き先、ステアリングワークなどを細かくアドバイス。参加者の運転技術はみるみるうちに向上していきました。「レースは他では味わえない特別な世界。皆さんに楽しんでもらえたなら何よりです。大きなディーラーさんが今回のようなイベントを開くことはとてもすてきなことだと思うので、ぜひもっと頻繁にやってほしいです」と織戸選手。自宅でシミュレーターを楽しんでいるという男性は「これまでアクセルを0か100かで運転していましたが、抜くポイントが分かりました」と憧れの存在からのアドバイスを真摯に受け止めていました。

白熱した戦いを制したのは?

昨年、9月24日(土)~11月27日(日)に実施されたタイムアタック形式の「第3回ネッツトヨタ中部ミニ四駆大会」。各クラスの上位8名による、チャンピオン決定戦が行われました。クラスは、キット品の組付のみで勝負する「キッズノーマルクラス」、ミッドレスが提示するレギュレーションに準じて改造する「キッズオープンクラス」と「ミッドレスレギュレーションクラス」、タミヤレギュレーションに準じて改造する「タミヤレギュレーションクラス」の4つに分かれ、全長119.48mの「カメ爺(ジイ)サーキット」にて白熱した戦いが繰り広げられました。選手はレース前に車検を受け、自前の工具を広げて直前まで調整を行います。「キッズノーマルクラス」の優勝は「グレンひろと」。年中の大翔(ひろと)さんは、「グリスを入れてメンテナンスに気を付けた」と話してくれました。「キッズオープンクラス」では小学2年生の歩花(あゆか)さんが優勝。「ニャオハカ―」には、カーブに強い「パワーダッシュモーター」を取り付け、初の表彰台となりました。
「ミッドレスレギュレーションクラス」からは、静かなる闘志を秘めた大人たちが登場。「ガンプラスター」で優勝した男性は、「パーツをカーボン素材にして、とにかく軽くしました。重心を低く、ボディを平たくして飛び出しにくいよう工夫しました」と改造の秘密を教えてくれました。一日の締めくくりとなった「タミヤレギュレーションクラス」は大人の知恵と創意が詰まったレース。スピード、姿勢、ジャンプ後の着地などを追求し、各々が工夫を凝らした愛車が登場する中、激戦を制したのは「ブロッケンゲン」。スピードを求めて車体を低く、さらに提灯の開きを小さくしたのだそう。最後は互いの健闘を称える大きな拍手に包まれました。親子での参加も多く見られた今回の大会。走行での問題点を探し、解決策を考え実行するミニ四駆は、さまざまな力を養うとともに、親子の絆も深めている様子でした。

ギヤの仕組みを学ぶワークショップ

車を動かす上で欠かせない「ギヤ」。ギヤを切り替えることで、エンジンに伝わる動力や回転数、方向が調整され、路面状況に応じた走行が可能となります。このギヤについて、子どもたちに分かりやすく伝えるためのワークショップを開催。ギヤボックスと、ホイール付きタイヤを組み立て、乾電池で動く簡易的な車を製作し、スタッフからはギヤ比とスピード・パワーの関係性を学びました。工作の後は、整備士が本物のギヤを見せながらさらに詳しく解説。子どもたちは初めて見るギヤに興味津々。「低速ギヤに入れると回転数は低下するけど、小さな力で大きな力を生み出せるので、発進する時や急な坂の走行に向いています」など、実際にギヤを触りながら説明を受け理解が深まった様子も。将来整備士になりたいという小学4年生の男の子は「整備士になるために必要なことは何ですか?」という質問に対し「整備士には数学や理科の知識が必要だから、勉強も頑張ってね」とのアドバイスに真剣な表情でうなずき、ご両親は「普段はじっと話を聞いていないのに、今日の集中力はすごいです。憧れの整備士さんにお会いできて、とても良い経験になったと思います。夢に向かって頑張ってほしいです」と嬉しい感想も。

車がもっと身近に感じられる体験ブース

店内には、タイヤの着脱と、e-スポーツでレースゲームの王道と言われる「グランツーリスモSPORT」が体験できるブースがあり、タイヤの着脱ではスタッフの指導を受けながら、タイヤを止めている5つのネジ・ホイールナットをインパクトという道具を使って作業を行いました。小学3年生の女の子はお父さんと参加。「重たかったけど上手にできた」とうれしそうな表情でした。「グランツーリスモSPORT」も子どもたちに大人気で、車やサーキット、時間帯と天候、コースを選択し、レースを楽しんでいました。実際の車の運転はできない年齢の子どもたちですが、「本当の車を運転しているみたい」と興奮していました。

大人も嬉しいキッチンカーと特売ブース

協賛企業による特売ブースも特別出展。チューニングパーツを扱う「SARD」や「マジカルヒューズ」、「Weds」のホイールや、「KYB」のレーザー受信機やウインカー、サスペンションなどがずらりと並び、愛車をより自分好みにしたいという男性が興味深そうに商品の説明を聞いていました。また、屋外には「醤油フランク」のキッチンカーも。岐阜県産の豚肉を使用し、醤油パウダーを生地に練り込んだ粗挽きフランクは肉の旨みがぎゅっと詰まってジューシー。子どもたちが熱々をおいしそうに頬張る一方、大人は「香ばしくてビールが飲みたくなる!」とうなっていました。

モーターファンが増えるように

“モーターファンが増える事”を目指すGR Garage midress豊田。企画盛りだくさんの感謝祭は大盛況な2日間となりました。「皆さんの楽しむ姿が見られたのが何よりで、イベントを通して車好きがもっと増えればうれしいですね。ミニ四駆は春先に向けてコースを変更予定で、次の大会を開催も計画しています」とミニ四駆大会で終日スターターを務めた市野。ミニ四駆専用のノートをつけている子や、「将来はAE86に乗りたい!」と話す子など、子どもたちの車への愛と情熱に心動かされたスタッフも多くいました。世代関係なく車好きが集まり、その輪が広がる場所として。これからもGR Garage midress豊田は皆さんに喜んでいただけるイベントを開催していきます。

当日の動画