2022.07.10/Sunday
vol.003
第1回ネッツトヨタ中部ミニ四駆大会
チャンピオンレース
2022年7月10日(日)@midress豊田
ネッツトヨタ中部が全ての年代の方に「クルマ」というキーワードでいろんな楽しみ方を提案したいとmidress豊田に設置されたミニ四駆コース。ここで行われた第1回ミニ四駆大会(2021年10月1日〜11月30日)、第2回ミニ四駆大会(2022年4月16日〜6月12日)、タイムアタックにより勝ち抜いたそれぞれのクラス上位8名の方が集まり、2022年7月10日にチャンピオン大会が開催されました。
受付の様子
車検の様子
4つのクラスそれぞれがフレンドリーで
温かい雰囲気に包まれていました
キッズノーマルクラス、キッズオープンクラス、ミッドレスレギュレーション、タミヤレギュレーションの4つにクラス分けされて、それぞれタミヤレギュレーションに準ずる仕様で開催されました。受付では、緊張と期待に膨らむ表情の参加者がそれぞれエントリーマシンの車検をうけ、記念に自分のマシン写真が掲載されたオリジナル缶バッジがプレゼントされ、「これレアだね!」「缶バッジこんな大きいの初めて」など、レース前にさらに気合が入っていました。キッズノーマルクラスに参加される親御さんからは「私たち夫婦でカートレースもやっていて、クルマの機構や動きなどを説明しながら一緒にマシンを作り、家族の交流で良い時間を作れています」との声も。お子さまがレースに勝った時は、喜びジャンプ&ガッツポーズのシーンも。キッズオープンクラスにご友人の2家族でレース初参加の方は「もともと仲よかったのですが、このレース参加をきっかけにさらに共通の話題が増えてうれしい」と。ミッドレスレギュレーションクラスにご参加の方は「完走できるセッティングにどう持っていけるかが課題のコースだね。むつかしいコースつくるよねぇ〜」と。タミヤレギュレーションクラスにご参加のヤリスカップにも出走中の方は「実車とは違ったミニ四駆の楽しさは本当に沼が深いなぁ。スピード出るけどコースアウトしないセッティング、これを詰めていくのが面白いとこだね」と、みなさま様々な感想を笑顔で話していました。
レースに参加している人も観戦者も
それぞれが楽しめる空間
大型モニターにレースの様子が映し出され、熱い実況と合わせ、会場が盛り上がっていました。特に、参戦者のミニ四駆マシンが各レース前にターンテーブルに並べられ、モニターに映し出されている時は絶好のシャッターチャンス。みなさん記念写真を撮っていました。
4つのエントリークラス
[ 基本ルール:タミヤレギュレーションに準ずる ]
※キッズクラスは、小学生以下
キッズノーマルクラス
キット品の組付のみ、追加加工不可(標準クリアボディ車可。)
キッズオープンクラス
ミッドレスレギュレーション
①ボディ
・プラスティック製のボディのみ使用可能(無加工、標準装着のクリアボディ可)
・フロント、リヤ共に純正の取付方で固定
・ボディの分割不可
・別シャーシに載せる際に当る部分のみトリミング可
・著しく形状が変わるカット不可(主催者が判断)
②シャーシ
・使用するシャーシは、タミヤレギュレーション準拠
・ビス穴貫通以外の加工は不可
③マスダンパー
・制振機構は、原則無加工置き型のマスダンパーのみ可
・サイドマスダンパーの追加は可
・サイドマスダンパー用のプレートは、自由(但し、市販プレートを無加工で使用する事)
・マスダンパー自体の加工不可 ・堤灯類は、不可
・東北ダンパー
・キャッチダンパー不可(但し、ボールリンクマスダンパーのみ使用可)
④タイヤ
・ホイール
・使用するタイヤ
・ホイールのサイズ、種類は自由
・サイズ変更の為の加工等は不可(縮みタイヤ含む)
・ホイール穴の貫通や両面テープ貼りは可
⑤バンパー
・ギミック
・ブレーキ類
・市販スライドダンパー等無加工で搭載できるものに限り装着可
・各プレート類追加の際は、皿ビス加工以外の切削切断は不可(瞬間設着剤を浸透させての強度アップ可)
・プレート等はぐらつき無く固定する事
・市販ブレーキスポンジ使用可、キャッチャー素材のブレーキ使用可
⑥ローラー類
・材質、サイズ、数量は自由 (各種加工・カラー変更可)
⑦モーター・バッテリー・その他
・タミヤレギュレーション準拠
⑧その他記載のない物、疑わしき物は、基本無加工を前提に主催者が判断
タミヤレギュレーション
改造可。タミヤレギュレーションに準ずる。
初々しさとミニ四駆仲間が生まれていく瞬間があった
キッズノーマルクラス
キット品の組み付けのみのマシンで争われるこのクラス。参加者は「この前のラリーを見に行ってそこでもらったミニ四駆がきっかけではじめてみました」「初めての参戦で緊張するけどうれしい」と、初々しいコメントが多く聞かれました。1戦目からコースアウトの波乱の幕開けとなるも、レースに負けた方たちもその後のレースに一緒に前のめりで観戦し、会場中からは1戦ごとに選手たちを讃える拍手が絶えませんでした。優勝者は「最後まで緊張していました、まだ足と心が固まっています。周りにいなかったので、一緒にミニ四駆いっしょにできる友達ができてうれしいです。将来はかっこいいスポーツカーに乗って自分で運転してレースもしてみたい」と、目を輝かせながら語ってくれました。
ファミリーの団結力が素晴らしい
キッズオープンクラス
チューニングマシンで争われるキッズクラス。参加者は「親子で一緒に取り組めるのがほんとに嬉しい」「ミニ四駆はじめて半年くらいだけど、レーンチェンジがむつかしいね。子どもと一緒に考えてみます」と、キッズノーマルクラスでは聞かれなかったマシンに関する具体的なコメントが出始めていました。レース前に各マシンがのせられるターンテーブルを見て「次はあれが欲しい」とマシン愛に溢れる方も。家族からの誕生日プレゼントのミニ四駆で参戦した優勝者は「うれしい!次はもっと改造したい」その親御さんは「色ぬりも一緒に考えながらできていい経験になった。パトカー仕様のカラーリングで、追う立場のパトカーを追われる立場のものに変えられましたね」と、ファミリーで楽しむミニ四駆がそれぞれにあったようです。
ミニ四駆ジャパンカップ参戦者も登場の
ミッドレスレギュレーションクラス
チューニングマシンで争われるクラス。今までのクラスとは違い、鋭いモーター音が響く会場で、参加者は「走り抜けるか、安定の完走を目指すか、セッティング迷いますね」と、ミニ四駆ジャパンカップにも参戦する方からは、コース難易度の高さが伺えました。「こんなに広くて、綺麗なコースはなかなかないです」「タイムアタック期間中は何度もトライできてありがたい」と、midress豊田ならではの、コースへのホスピタリティの高さも感じていただけているようでした。優勝者は親子ダブル優勝獲得!「ミニ四駆楽しいですね。一緒に取り組んでいるので親子の絆がさらに深まるのが嬉しい。子どもがこんなに喜ぶとは想像以上」と、次への挑戦と仲間と一緒に掴んだ勝利を語ってくれました。
サーキット走行経験者もミニ四駆に魅了された
タミヤレギュレーションクラス
素材加工もOKな自由度の高いセッティングで挑むクラス。参加者は「実車でのサーキット走行とは違った、クルマの作り込みの面白さがあるよね」「スピードにのせてコースアウトしないギリギリを攻めたい」と。優勝者にいくつか聞いてみました。完走させるコツは?「何度も何度も走らせること」速いマシンを作るには?「まずはちゃんと説明書どうりにつくること」これから速くなりたい子どもたちにアドバイスは?「いきなり速いモーターや高い部品に飛びついて、結果、使いこなせないより、まずはコースに来ている方々と仲間になっていろんな話を聞いてみよう」勝因は?「トーナメント方式の戦いでの作戦とセッティングをどうするかが大切」と。タイムアタック用マシンからセッティングを変更し、試合形式とコースコンディションに合わせられたマシンを作ることの大切さを話していただけました。
次回、第3回ミニ四駆大会は9月下旬頃より開催予定!
リニューアルされたコースを3周のタイムアタックで期間中の上位者を決定します。
チャンピオン大会への道を勝ち取ろう!挑戦お待ちしております。 開催期間などは続報をお待ちください。